リコーフレックス W

リコーフレックスW 前期型
昭和27年発売 当時定価 8300円
写真のV+Tの4のネームプレートが前期型でWのネームプレートが後期型です。
アメリカで前期型の4の綴りが無いと言われてWに変更したそうです。

この機体は師と仰ぐ方よりご好意でいただいた物です。貼り皮は全面貼り替えました。

リコーフレックスWの特徴
@ ファインダー部の歯車レンズ枠にナンバーの刻印が無くなっています。
A シャッターレバーの金具が付いて操作が容易になりました。
B 前面板が変わり一枚になりました。
C ピントルーペが大きくなりさらにピント合わせが容易になってます。
D 裏蓋のフィルム押さえ板はV〜Wまで同じの大きさです。なお番号窓が緑色なのは修理の 際に緑色セロハンを貼ったためで通常は赤いフィルムです。

リコーフレックス W 後期型
ネームプレートのV+TがWに変更されたこと、三脚取り付け穴の金具の刻印がMADE IN JAPANになったこと以外は変化ありません。この機体の前面板貼り皮はオリジナルです。その他の部分は全て貼り替えています。

ご参考 前期型
三脚取り付け穴の金具に MADE IN OCCUPIED JAPAN (占領下日本製)と刻印されています。昭和27年はサンフランシスコ講和条約の年です。

ご参考 後期型
こちらは、サンフランシスコ講和条約締結後の生産らしく MADE IN JAPAN になっています。



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