|
昭和25年発売。当時価格7300円。
後に続くリコーフレックスシリーズの基本形です。
特徴はファインダーフードが4枚の畳み込み方式でピントルーペがありません。
このカメラは貼り皮は全面交換、サビ部のみ塗装しております。シャッター、絞りは異常なしです。 |
|
|
|
|
|
前面板の縁がクロームメッキ以外は変化ありません。
この機体は修理前に落としてしまいさらに撮影レンズと裏蓋を破損してしまいました。撮影レンズ、ファインダーレンズ、裏蓋はZの物を使用しています。貼り皮も裏蓋以外は貼り変えています。
VとZではレンズの合成焦点が少し違いまして最初ファインダーレンズはオリジナルで組み立てたところ撮影レンズ側とピントが合わないのでやむを得ずファインダーレンズもZの物を使用しました。またVの前側のレンズの直径も僅かにZの物より小さく光学関係にも改善が図られている様子が良く解りました。 |
|
|
|
|
|
左側が前期型Aの方でナンバー21664。右は前期型@の方でナンバーが36156Cで「C」が追加になっています。初期型@の方が後に生産されたようです。黒縁、メッキ縁の2種類が平行生産されていたのでしょうか。 |
|
|
|
|
|
ネームが直線になりました。これ以降の型式のネームプレートの基本形です。
このカメラはファインダーフードの蓋の欠品以外は程度も良く貼り皮もオリジナルです。 |
|
|
|
|
|
@ 畳み込み式のファインダーフード。
A シャッターチャージとレリーズのレバーが別々になっています。
B レンズ押さえがバネです。VBからはネジ式になっています。
C 前面板が3枚構成です。
D ファインダーの歯車レンズ枠にもナンバーが刻印されています。
シャッターの構造はホリデーまでほぼ同じです。(Zセイコー付き、ZS、ZM、ミリオン、ダイヤシリーズを除く)シャッター速度は B 1/25 1/50 1/100 の4速です。 |
|
|
|