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昭和29年発売 当時定価10500円
リコーフレックスZに当時の国産最高のセイコー社ラピッドシャッターを取り付けた物です。
シャッター速度は B 1 1/2 1/5 1/10 1/25 1/50 1/100 1/250 1/500 になっております。 |
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リコーフレックスZ初期型にラピッドシャッターを取り付けたものでシャッター以外はZ初期型の特徴と同じです。コダック式接点が向かって左側にあるのが外見上の大きな特徴です。 |
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Z初期型Aにラピッドシャッターを取り付けた機体です。
ロットナンバーを見ると No.245035C で先に載せているセイコー付前期型の No.245047C より若い番号が付いています。この事から考えられるのは、ネームプレートの相違のみであるので2種類平行生産されていた。当時のロットナンバーの管理がいい加減だった。後日修理の際にネームプレートまたは歯車レンズ枠が交換された。などが考えられます。
実際にこの後のセイコー付後期型は入手時はYのネームプレートが取りつけられてありましたしWにVB、ミリオンにZSのネームプレートが付いていた機体の写真も見ました。
ちょっと疑わしい点もありますが一応は前期型Aとしておきます。
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リコーフレックスZ前期型Aにラピッドシャッターを付けたものです。
これ以降の型は無いようです。 |
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コダック接点からドイツ式接点に変わったのが大きな特徴です。
後はリコーフレックスZ前期型Aの特徴と同じです。
この機体にはオートストップが取り付けられています。 |
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さすがに精密な造りです。初めて分解、洗浄したので冷汗をかきました。昨年師より頂いた分解、洗浄の手順書のおかげでうまく行きました。ラピッドシャッターの絞りレバーはZとは逆で上側が絞り16下側が絞り3.5になっています。一式セイコー社製でしょう。
@ 分解した状態。
A 洗浄後シャッター羽根を取り付けたところ。
B 残りの写真は組み立ての様子です。 |
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前期型Aについていましたラピッドシャッターです。
@ 絞り保持金具の形状が異なります。
A シャッター羽根が5枚で写真では解りませんが根元の取り付け部が2重で2本のピンで止められています。先のラピッドシャッターの羽根は6枚、1重でもちろんピンはありません。
Bシャッター羽根のピンの様子がよく解ります |
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